ここ10数年の間だけを考えても、全統一はいつでも大きな争議を抱えていました。
小暮釦闘争、ササゲ闘争、三伸闘争、シャルマン闘争、レイキ闘争、光輪闘争そして最近ではケーメックス闘争・・・社長の横暴だったり、経営破綻だったり、きっかけはさまざまですが、それまで労働組合に関しての知識がゼロだった人達が、全統一に加入するや「そうか、こんな権利があるのか、こんなことが出来るのか、こんな世界もあるのか」と、いきいきとした顔になり、自分たちの権利を主張して、闘いに立ち上がります。
それを「一人は皆のため、皆は一人のため」をモットーに、全統一の組合員が総出で応援します。社前集会、泊まり込み、座り込みといった直接行動から、裁判、労働委員会での闘いまで、組合全体で取り組んでいます。
そんなこんなで、全統一は自他ともに認める「いつでも元気のある組合」なのです。
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光輪モータース闘争
1日10時間以上の労働を年間300日以上働きながら有給休暇もなく、割増賃金も支払われないなど、労働基準法を全く無視した若林社長の従業員支配から、権利と生活を守り、働きやすい職場を目指して、1996年6月に分会を結成しました。
不当な配転、賃金カット、降格による組合つぶしについて中央労働委員会でも不当労働行為があったと認定され、現職復帰・賃金支払い命令を勝ち取っています。
また分会結成前の未払い賃金については、約5年間、東京地裁で現在も係争してきましたが、昨年和解しました。退社時にタイムカードを打刻させず働かせていたことについて会社が残業があったと認めたと言えます。
若林社長は経営をかえりみず6年に渡って組合つぶしに奔走したため、現在は会社の存続さえ危うくなっています。
2000年11月には組合員が自宅前で何者かに襲撃される卑劣な事件も発生しましたが、全員で闘っています。
権利と生活を守り、そして自分たちの雇用・職場を守るために奮闘する光輪モータース分会に、みなさんの御支援をお願いします!
東京総行動
労働争議を闘う組合と共に結集し、都内の企業や銀行などの背景資本に対して、問題の解決を求め、申し入れ等の行動をおこないます。
けんり総行動
東京総行動と同様に、様々な組合と連帯して、労働者の権利と生活を守るために、春と秋に企業などへの申し入れや抗議をおこないます。
生活と権利のための外国人労働者1日行動
日本で働く外国人労働者の権利向上を目指し、悪質企業や関係省庁への申し入れなどをおこないます。
少子高齢化の日本で外国人労働者は、今後ますます増えると予想され、この行動は一層意義有るものになるでしょう。
メーデー
毎年、5月1日に行われる労働者の祭典です。全統一でも大きな取り組みの一つとして、準備段階から参加しています。
労働者の権利拡大や生活の向上を掲げ、笛やラッパなどでにぎやかにデモ行進を繰り広げます。
春闘決起集会
全統一労働組合には、さまざまな業種で働くたくさんの分会が有ります。
各分会が、その職場ならではのいろいろな問題や、春闘の獲得目標を情報交換しながら、みんなで共有し、春闘勝利を誓います。